HugBoltの特長
1)大きなねじピッチで作業をスピードアップ
大きなねじピッチは標準品の2倍。半分の回転数で締結できるので、作業スピードを大きく向上させます。
2)打痕の付きにくいねじ構造
ねじ山の角度を90°にし、先端をR形状にすることで、打痕が付きづらく再使用に適した仕様となっています。
3)サイズ表示とメッキ色で、使い勝手を向上
特に使用頻度が高いM20とM22は二面幅を同サイズにし、1本の工具で締め付け作業が行えます。
また、ボルト頭部に呼び径と首下長さを刻印し、サイズでメッキ色を分けることで、識別のしやすさ、使い勝手を向上します。
4)製品検査の実施
製造ロット毎に機械的性質の検査を行っております。(検査成績表の提出可)
5)軸せん断力要求に応えた軸太構造
HugBoltは本締めボルトと同軸経の軸太構造です。
6)リユースプランの適用で廃棄コストを削減し、エコ社会に貢献
打痕のつきにくいねじ構造と当社独自のリユースプランで、回収・再使用を可能にしました。詳しくはHugBoltリユースプランのページをご覧ください。
■オプション品:HugBolt用ナットストッパー
●HugBoltをセットした状態で長距離輸送する際に、振動や締め忘れによる
ナットの脱落を防止します。
●NAS式ねじゆるみ試験(NAS3350準拠) 30,000cycle(17分間)クリア
仮ボルトの使用について
仮ボルトは必ず本締めボルトと同軸経のボルトを使用して下さい。
軸細カットボルトの使用は、 せん断耐力の低下を招くだけでなく同軸径でないことから、本締めボルトへの差し換えがスムースに行えないなどの支障が生じることもあります。
仮締めボルトの使用一例と曲げ耐力計算式
接合部についての曲げ応力と仮ボルトの耐力比較では、おおむね仮ボルトの耐力が上回ることとされています。
仮ボルトの締め付けに関する注意事項
標準的には、高力ボルト継手の場合、ボルト1群に対して1/3程度かつ2本以上をウェブとフランジに。混用継手および併用継手では、ボルト1群に対して1/2程度かつ2本以上をいずれもバランスよく配置して締め付けることとしています。更に建入れ直し後は変形を防止し、本締めが正しく施工されるように接合面が十分に密着するまで締め付けて下さい。また、ボルトをハンマー等で叩くことは、変形や劣化の原因となりますので、決して行わないで下さい。
仕 様
強度区分 :4.8 (ナット強度区分 5)
表面処理 :ユニクロメッキ(M16、M22 、M24)
有色クロメート(M20、W22)
■形状図
■寸法表
記号(上図) | M16 | M20 | M22 | W22 | M24 |
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■入数表
首下長さ(mm) | M16 | M20 | M22 | W22 | M24 |
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